2017.12.04
社会福祉士の取得方法
国家資格の「社会福祉士」を取得するためには、「社会福祉士」の養成学校に通い国家資格に合格しなければいけません。「社会福祉士」の養成学校には様々な種類があります。一番の近道は福祉系大学、短大ですが、一般の養成施設や短期養成施設に通う方法もあります。「社会福祉士」を目指す方法を紹介しますので、自分に合った方法を選び目指してください。
福祉系大学を選ぶ
高校生のうちから社会福祉士を目指している人は、福祉系大学、短大への進学が一番の近道です。しかし、福祉系大学、短大は社会福祉に興味がある人が集中するので、一般の学部より倍率は高くなります。また、指定科目を履修することで受験資格を得られる大学と、基礎履修科目を履修したうえで、大学以外の短期養成施設に通わなければ国家試験の受験資格が得られない大学があるのでしっかり調べることが必要です。福祉系の短大を選ぶと、必要な科目を履修したあと1〜2年の相談援助実務に携われば国家試験の受験資格が得られます。今は大学の受験も推薦やAO入試を重要視し、学力よりも学生の人柄や福祉に対する情熱を求める大学も増えています。学校を選ぶ時は、自分の成績や適性にあったところを選ぶと合格への近道になります。
一般養成施設や短期養成施設を選ぶ
社会福祉士を養成する学校は福祉系大学や短大だけではありません。社会福祉士の資格を得るためには特別な学歴は必要なく、高卒であっても所定の相談支援業務が5年以上の経験あり、一般養成施設での課程を修学すれば、社会福祉士の受験資格を得ることができます。そのため、社会に出て介護業界で働いた後でも、社会福祉士の資格を取得できます。福祉系大学や短大以外で社会福祉士を目指すためには、社会福祉分野の専門的な教育は受けていないが、現場での相談援助経験のある人が通う一般養成施設と福祉系大学、短大で専門的な教育を受けたが、社会福祉士としての受験資格がない人が通う短期養成施設があります。一般養成施設は、全日制で1年、夜間制であれば1〜2年、通信制は学校で差がありますが1年7か月〜2年の修学年数が必要です。短期養成施設は、通信制の学校で9〜11か月修学期間が必要です。一般養成施設と短期養成施設は、卒業と共に社会福祉士の受験資格を得ることができます。
社会福祉士に必要なこと
社会福祉士は、弱者の立場を理解し適切な援助がおこなえることが必要です。学校はもちろんですが、社会福祉士としての自覚を持ちプロフェッショナルとして働くためには、勉強だけではなくボランティア活動にも積極的に参加し、多くのことを吸収しましょう。
15年前に介護士として働きはじめ、10年前にキャリアアップを目指し国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。介護福祉士の資格を取得後、様々な職場から声がかかり今では訪問介護事業所の施設長をしています。介護業界で国家資格を取得しキャリアアップを目指している人は、当サイトをご利用いただき参考にしてください。当サイトのお問い合わせはこちらまでお願いします。
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