国家資格の「社会福祉士」は相談のスペシャリスト

目指せ国家資格!

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国家資格取得までの流れを紹介!

介護業界でキャリアアップするためにも必要な「介護福祉士」「社会福祉士」「理学療法士」などの国家資格について、取得までの流れをそれぞれ詳しく紹介します。取得するためには一定の基準をクリアしなければいけないので、自身に受験資格があるかまずは確認しましょう。

2017.10.15

相談業務が主な「社会福祉士」

介護業界で需要が高まっている資格に「社会福祉士」があります。特に高齢者支援施設の配置基準に「社会福祉士」が含まれているため資格を取得する人が増えています。しかし、一般的には「社会福祉士」の役割や仕事内容を理解していない人がとても多いです。「社会福祉士」の役割と仕事内容について紹介します。

相談業務が主な「社会福祉士」

社会福祉士の役割

社会福祉士は、介護福祉士と違い相談業務が主な仕事です。何らかのトラブルやハンデがあり、生活をすることに困っている人の相談を行い、様々なサービスの紹介と活用をして支援することが役割になります。一般の人は、どこにどのようなサービスがあるのか把握していないことがほとんどです。社会福祉士はそんな人のために、国や行政が行っている福祉サービスから地域の集まりやボランティアの紹介など、様々なサービスを明確に把握して支援する役割を担っているのです。

施設や病院での仕事

特別養護老人ホームや老人保健施設などの配置基準に生活相談員があり、生活相談員として社会福祉士が働いていることが多いです。仕事内容は、入居される人の相談を受け、その人がどんな人で何が理由で老人ホームを希望しているのかという情報を把握し、施設に入居することで解決するかなどを考え対応します。また、施設を退所される時も外部のサービスにつなげ問題なく生活できるようにします。病院などでは地域連携室という部署があり、入院患者の情報収集をし退院患者が退院をしても生活をしていけるように、行政や地域サービスへ結びつけます。

行政での仕事

行政の中で、生活保護課や母子家庭福祉課など福祉を取り扱う部署では社会福祉士を取得している人が多くいます。生活保護課は、生活費や医療費に困っている方を対象に健康で文化的な最低限度の生活を保障し、一日も早く自分の力で生活できるよう支援します。市の職員になってから社会福祉士の資格を取得する人もいますが、社会福祉士を取得してから市の職員になる人もいます。

社会福祉士のサポート

施設や行政で支援する役割の他に、社会福祉士は後見人になることができます。身寄りのない人の財産を守ったり、その人に代わって契約書を結ぶことは行政書士や弁護士がすることが多いのですが、社会福祉士も同じことができます。行政書士や弁護士とは違い給与としての収入はありませんが、報酬という形で支給されます。また、行政や行政から委託された民間企業が地域の高齢者を集めて行政や民間のサービスの説明会をすることがあります。これらの説明会でサービスの説明や活用の仕方を紹介するのも、社会福祉士の重要な役割になっています。

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国家資格を取得してキャリアアップのきっかけに

15年前に介護士として働きはじめ、10年前にキャリアアップを目指し国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。介護福祉士の資格を取得後、様々な職場から声がかかり今では訪問介護事業所の施設長をしています。介護業界で国家資格を取得しキャリアアップを目指している人は、当サイトをご利用いただき参考にしてください。当サイトのお問い合わせはこちらまでお願いします。

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