国家資格の代表「介護福祉士」は介護のスペシャリスト

目指せ国家資格!

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国家資格取得までの流れを紹介!

介護業界でキャリアアップするためにも必要な「介護福祉士」「社会福祉士」「理学療法士」などの国家資格について、取得までの流れをそれぞれ詳しく紹介します。取得するためには一定の基準をクリアしなければいけないので、自身に受験資格があるかまずは確認しましょう。

2017.10.12

介護の代表的な国家資格「介護福祉士」

介護業界で最初に取得する国家資格として一番代表的なのは「介護福祉士」です。「介護福祉士」の資格は、1987年に定められた社会福祉士および介護福祉士法に基づいています。「介護福祉士」とは、日常生活が困難な高齢者や身体、精神に障害のある人などに対して、食事や入浴、排泄などの身体介護を行う仕事と周囲で介護をする家族などの人に対して、どのように介護をしていけばよいかという相談にのったり、アドバイスをする役割があります。

介護の代表的な国家資格「介護福祉士」

介護福祉士の特徴

介護の資格として「ホームヘルパー」が有名ですが、「ホームヘルパー」は公的認定資格で国家資格ではありません。そのため、「ケアワーカー」「ホームヘルパー」「寮母」「介護職員」と呼ばれることがありますが、介護福祉士はその資格取得者しか名称を使用することができない名称独占資格のため、必ず介護福祉士と呼ばれます。介護の仕事は、資格がなくてもできますが、介護福祉士の取得には必要な実務年数や試験の難易度も高いため、ホームヘルパーと同じ業務内容でも介護のスペシャリストとして就職や収入の面で有利です。

介護福祉士の介護内容

介護福祉士の仕事は、主に日常生活が困難な高齢者や身体、精神に障害のある人などに対しての身体介護と生活援助です。
身体介護とは、食事、排泄、衣服の着脱、入浴、身体の衛生管理(清拭、洗顔や歯磨き)などを行います。また、車いす利用者には、ベッドから車いすへの移乗や自動車への乗り降りや歩行補助、車いすでの移動があります。これらの介護には、利用者が日常生活でどんな動作が困難なのか、どんなことを望んでいるのかを考え介護します。
生活援助とは、利用者がその人らしい生活を送ることができるために、食事(調理や配膳、下膳なども含む)、洗濯、掃除、整理整頓、必要な買い物などをします。これは、日常的な家事全般になり在宅介護をしている場合は家事援助がとても重要で、掃除の仕方や調理の方法など、その家のやりかたを配慮した援助が必要です。

ご利用者への相談、支援

介護福祉士の仕事には、介護を受ける対象者だけではなくその家族の生活、身体、介護に関しての相談にのり、助言をすることがあります。たとえば、介護をするうえで日常的にある介護食の調理方法や、どんな杖が安全なのか、どんな福祉用具があるのかなどの相談が多く、それらを助言するためには介護に関しての専門的な知識と技術が必要です。また、介護を受ける対象者は、身体が不自由なため比較的孤立しがちです。家族や近隣の人たちとのよい対人関係が築ける支援として、地域のサークル活動などの社会活動の情報提供などをする役割があります。これらの支援は、利用者の生きがいづくりにつながることがあります。

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国家資格を取得してキャリアアップのきっかけに

15年前に介護士として働きはじめ、10年前にキャリアアップを目指し国家資格である介護福祉士の資格を取得しました。介護福祉士の資格を取得後、様々な職場から声がかかり今では訪問介護事業所の施設長をしています。介護業界で国家資格を取得しキャリアアップを目指している人は、当サイトをご利用いただき参考にしてください。当サイトのお問い合わせはこちらまでお願いします。

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